公開日 2003年03月28日
我が家の火災予防対策
●生活の中に防火の習慣を ○寝る前に必ず火の元を確かめる 1.ガスの元栓、こたつのコンセントなど、寝る前には火の元を点検して回る。 2.点検項目を書いたメモを壁などに貼り、それをみながら点検するのも一つの方法です。 ○お年寄りの部屋は1階に 1.お年寄りや子ども、病人などの部屋はできるだけ1階に 2.お年寄りには、枕元やトイレなど、行動範囲に応じて複数の呼び鈴を準備し、万一の場合に備える。 3.ガスの元栓や電気器具のコンセントなど、寝る前に家族がお年寄りの部屋を確かめる習慣を。 4.お年寄りを家に残して外出するときは必ず近所に声をかける。 ●消化の備えをしておく ○消化器、三角バケツなどの消火器具を備える。 ○風呂の水をくみ置きしておくなど、身近な水の用意をしておく。 ○消化器の使い方など、消防機関等で行う消防訓練には積極的に参加する。 ○簡易型火災警報機などを設置して、火災を早く発見する備えを。
またストーブの周辺は常に整理整頓し燃えやすいものを近づけないようにしましょう。 1.喫煙場所を決めておく、2.灰皿には水を入れておく、3.必ず消火を確認する、などたばこは慎重に扱いましょう。 また子どもには火の怖さを徹底して教えておきましょう。 ごみは収集日の当日にだすなど、放火に狙われにくい環境づくりが大切です。
火が立ち上がり面に移ると、天井に火が回るのが早く、そうなるともう手がつけられなくなる。 バケツに水がたまるまで、何もしない、というようでは手遅れに。 ●火元別初期消火方法 ○油なべ あわてて水をかけるのは厳禁。消化器がないときは、濡らした大きめのタオルなどを手前からかけ、空気を遮断します。 ○石油ストーブ 真上から一気に水をかけます。石油がこぼれて広がっていたら、毛布でおおってから水をかけて消火。 ○衣類 着衣に火がついたら、転げ回って消火。髪の毛の場合は化繊以外の衣類やタオルなどを頭からかぶります。 ○風呂場 火勢が強まる危険があるのですぐ戸を開けるのは禁物。ガスの元栓を締め、徐々に戸を開けて一気に消火。 ○電気製品 いきなり水をかけると感電の可能性があります。プラグを抜いて(できればブレーカーも)、消火を。 ○カーテン・ふすま 火がついたら大変危険。引きちぎり、蹴り倒して火を天井から遠ざけることが先決です。 ●避難するときの注意点 1.天井に火が燃え移ったときが避難の目安 2.避難はお年寄り、子ども、病人を優先 3.服装や持ち物にこだわらず、できるだけ早く避難する 4.ちゅうちょは禁物。炎の中は一気に走り抜ける 5.煙の中を逃げるときは、できるだけ姿勢を低くして ・ 濡れたタオルで口をおおい、低く床をはうように脱出(階段も同じ)。室内なら壁づたい、廊下なら中央を。 ・ ナイロン製の袋に空気を入れてかぶれば、1分半は、呼吸できる。 6.いったん逃げ出したら、再び火の中には戻らない 7.逃げ遅れた人がいるときは、近くの消防隊にすぐ知らせる |