本文
第2回入賞作品
第2回 大賞 Grand Prix
「桜の木の下で-友と詩う」 銅/200×200×180cm
綿引 道郎 MICHIO WATABIKI(千葉県)
緑豊かな自然空間にあった作品をと考え、4人の詩人が恵まれた空間の中で四季の詩を詩い、宴を催し生命の賛歌を詩う。
一人は立ち詩い、一人はそれを聞き入る。一人は座を外している。一人は自作を見つめている。4人それぞれが人生の詩を作り詩う。-自由の世界観。
第2回 優秀賞 Excellence Awards
「窓辺の詩」 花崗岩/240×300×90cm
高嶋 文彦 FUMIHIKO TAKASHIMA(神奈川県)
身近なありふれた風景を石に置き換えることによって詩情を表現する。
少女は明日への希望の象徴。
「Transfiguration "RING"-mebius-VII」 ステンレススチール/310×215×200cm
竹内 三雄 MITUO TAKEUCHI(京都府)
Transfiguration(変容)には、姿・形を変えることだけでなく、理想的な形に変化する意も含まれている。この作品は、断面が正三角形の4つのC形(円の2等分)で構成され、特定の法則でつなぎ合わせると3回転のメビウスの輪となる。位置・位相概念の1考察である。
第2回 町民賞 Townspeople Prize
「It blows」 ステンレス角パイプ/350×120×82cm
斉藤 均 HITOSHI SAITOH(京都府)
ステンレスの角パイプを素材として、その特性を引き出し、どこから見ても魅力的な彫刻を作りたいと思っている。秋田の井川町に吹く風を見に行こう。
第2回 準賞 Recognition Awards
「雲の上の町」 ステンレスチタニウム
村中 保彦 YASUHIKO MURANAKA(広島県)
日本国花苑を訪れた人々が、桜とともにこの作品を見て日常の煩雑な生活から脱し、夢の世界へ入れればと願い制作した。階段や梯子を登っていくとそこは雲の上、この雲の上の世界には下界とは異なる自然や家がある。そこには虹色の花びらが舞っている。これは私の桃源郷。
「水鏡(羊)」 御影石
坂井 達省 TATSUMI SAKAI(長野県)
過去と未来を見つめる3頭の羊たちが、今、水面に映っている様子
「空中楼閣」 黒御影石
矢田 秀人 HIDETO YADA(香川県)
「虚」と「実」の混在をテーマに、緑豊かな場所におくことを重視し、新たな視点で周囲の空間を感じてもらえればと思っている。
「虹について」 石
林 弘 HIROSHI HAYASHI(東京都)
自然のすばらしさや美しさをテーマにした作品である。作品を見ていただいた人にイメージがいろいろふくらむことを期待している。