本文
成年後見制度・中核機関について
成年後見制度とは
成年後見制度とは、認知症、知的障がい、精神障がいなどにより判断能力が十分でない人を保護するための制度です。自分らしく安心して暮らせるように、本人の権利及び財産を守り、本人の意思を尊重した生活ができるよう支援する制度です。
中核機関について
「中核機関」とは、権利擁護支援を必要とする人を迅速に適切な支援に繋げるために、各関係機関やチームで構成された「権利擁護ネットワーク」の中心となって全体のコーディネートを担う機関です。井川町では、国の第二期成年後見制度利用促進基本計画に基づき、「成年後見中核機関」を井川町地域包括支援センターに設置しました。
中核機関の役割
権利擁護支援のネットワークが円滑に機能するために次の4つの機能を役割とします。
(1)広報機能
権利擁護について正しい情報の発信(パンフレットの配布、講座の開催等)を行います。また、中核機関の存在を周知することで、相談のしやすい環境の整備に努めます。
(2)相談機能
ご本人、ご家族、関係者の方々からの成年後見制度の仕組みや利用するための手続きに関する相談等に対して、アドバイスを行います。
(3)成年後見制度利用促進機能
成年後見制度の申し立てに関する相談や支援、後見人の育成の支援等、成年後見制度の利用促進に努めます。
(4)後見人支援機能
成年後見制度の利用者はもちろんのこと、利用者を支える後見人等からの相談に対しても支援を行うことで、安心して制度を利用できる環境づくりに努めます。
相談窓口
成年後見制度に関する相談は「井川町成年後見制度中核機関」へお寄せください。
井川町地域包括支援センター
Tel893-5230 有線4359
Fax874-4067